本日は滋賀県の近江上布伝統産業館へ行って来ました。
はるばる2時間半電車とバスを乗り継いで〜
あれ〜?ここじゃないの?閉まっています。蜘蛛の巣張ってるし💦
こちらでした
2年前に移転したそうです。旧庁舎をリニューアルしたレトロで素敵な建物❣️
着物で来たかったわー!
朝早かったし、動きやすい服装でとの事で断念したのが悔やまれる。
廊下です
古い実際に使われていた地機
近江上布はこぎん刺しの生地にも使われているんですって♪
一人当たり2グラムの大麻の繊維をこき箸で扱いて柔らかくし、細く割いてから撚って繋ぎ合わせます。麻糸を繋ぐことを「績む(うむ)」と言います。
本やネットでしか知らなかった事を実際に自分の手で行う事ってワクワクしますね!
たった2グラムの繊維を一本の細い糸に績むのに1時間弱。着物一反分だと900g位使われるので気が遠くなるようなー!
この道具なんていったかな?へそ車?クルクル回してへそ玉をつくりました。楽しくてもっとやりたかったです。
このへそ玉を「ひ」に入れて緯糸にし、いよいよ織ります。
こちらの地機は低い腰掛があるタイプでした。床に直接腰を下ろして織るタイプの地機は関東の方に多いそうです。
縦糸は張って下さって有りましたので、10センチ四方のコースターを織るのに1時間以上!
腰ベルトと足と手、全身を使って〜!
地機を体験できる場所って本当に少ないので貴重な体験です。
約4時間弱でやっと完成しました❣️