先日、日本橋履物問屋街の年に一度のセール誓文払いに行って来たのですが、まだ出来上がったものを取って来てないので今回は私の手持ちの履物のことを書いてみますね。
上から順に水色のが結婚前誂えた色無地の残り布で作った草履、鼻緒は7~8年前に一通しの総絞りのものを挿げ替えました。
今持ってる草履の中で一番スリム！
その次の黒いエナメルのがオーダーで作った真綿草履。
通常よりも細い台にしたくて特注でお願いしたものです。
近々可愛い鼻緒に取り換えることを検討中。
3番目の黄色い草履は京都が本店の高級履物店『伊と忠』の真綿草履、岡重の一通しの鼻緒が付いてます。多分普通にお店で買ったら7万位？だけど、某オークション(ヤフオクじゃない）で4000円位で入手。ほぼ新品でした。
これは可愛いし案外なんにでも合うので使用頻度高め。
パールホワイトの台に白い組織の鼻緒の草履はせんばセンタービル『ちぐさ』のオリジナル真綿草履のフィット。
一番最初に買った良い草履でちぐさのおじさんに「これなら何にでも合わせられる」と言われて決めました。赤い前坪が可愛くて大好きだけど、意外と履いてない事にこの記事を書いていて気づきました。大事にし過ぎなのかも。
一番上の水色とその次の黒が持ってる草履の中で一番細身で幅72mm
それ以外は幅78mm位です。
赤いメッシュ風の台は菊之好のバルーン下駄。通常よりもたっぷりと特殊な反発素材が入っていて履き心地抜群！シザールとかサイザルって呼ばれる麻素材。鼻緒は古い帯地から作った一点モノ
その下の白い草履が同じくバルーンの草履。去年の誓文払いでかなりお安くゲットしました。大人しめの唐草の刺繍の鼻緒です。バルーン下駄と同じ幅なんですが、つま先がバルーン下駄の方が細くなってるので安定した小判型ですね。バルーンの草履や下駄は低反発と言うより高反発？足を入れると硬めなんだけど膝や腰の負担が軽くて疲れにくくて、長時間歩いたり立っていると通常の履物との違いがハッキリと分かるんです。
凹凸のあるベロア生地は『森弥商店』の草履下駄。バルーンほどじゃないけど低反発のスポンジが入っていてまあまあ歩きやすいです。
鼻緒は『菊之好』のセールでお安く入手したのを挿げてもらいました。
ベージュの草履は『ちぐさ』でオーダーしたホースヘアの真綿入り台に紺地の波模様の生地を持ち込んで鼻緒もオーダーしたもの。低めに作ったので履いてて楽です。
黒にトルコブルーを利いてる草履はお揃いのバッグとセット品。せんば呉服で一目ぼれしたもので和装小物のブランド『一輪館』のもの。これも低反発素材が入っていてクッションが良いです。
グリーンのは『菊之好』のバージンウールの草履、これは３年前の誓文払いで買いました。申し訳ない位すっごく安くして貰ったのでちょっと値段書けませんが、同じもの『伊と忠』で見た時は5万位してました。鼻緒は『龍村織物』。
畳表のおこぼさんは娘の成人式用にネットショップで買ったもの。鼻緒が気に入らなくて、オークションで探した菊之好の一通しの刺繍のものにすげ替えました。
ホースヘアのスポンジ入り台の右近下駄にオークションで入手した撫松庵の爪皮を付けて。白に細いブルーのラインが入った別珍の鼻緒は汚れないか心配したけど案外大丈夫ですよ。
冬の寒い季節用のカバー付き草履。『菊之好』で処分品をお安くして頂きました。
他にもアケビのつるを編んだものやクルミの皮を編んだもの、バルーン草履やバルーン下駄もまだ何足かあるんですが（全部で30足くらい？）ムカデっぷりをこれ以上お見せしてもどうかと思うので。
私のお買い物ツアーはどのお店も自分で身銭を切って開拓したところにご案内しております！多分お一人で行かれるよりも色々とサービスして貰えますし、私からのアドバイスも実際に履いてみてのものです。
特に『菊之好』さんからは新製品開発のモニターを頼まれたりもするくらい懇意にして頂いております。
通常のお買い物ツアーはグループで2~3時間おひとり3,000円、マンツーマンの場合＋2,000円の追加料金を頂いています。
