実は今まではあんまり半幅帯って好きじゃなかったんですよね。
ぎゅって締めてもなーんか緩みがちだし(それは練習でだいぶ改善されましたが)、お尻やおはしょりが見えるのも気になるし、だいたい浴衣にもほとんど足袋を合わせるから半襟付けるし、そしたらお太鼓のが良いよな。ってそんな風に思ってました。
しかし、今年から浴衣レンタルサービスをすると決めて、もう半幅帯が苦手とか言ってられないんで色々と試すうちに、だんだん面白くなってきたの!
私ね、決められた通り、習った通りにするよりも、アレンジ的な結び方を考える方が好きなんですよ。
その方の身長や体つき、帯の長さや素材、きものや浴衣のコーデ、前もって練習しても、その通りにはいかない予定調和じゃなく最後はその場でのアドリブ勝負!手の動くままに結ぶのが楽しい!
半幅帯には基本の結び方はいくつかあるけど、これでなきゃダメ!ってのは無くて自由に結んでも良いのが面白いんですよね。
先週の土曜日淀川花火の浴衣着付けをさせて頂いたのですが全部違う結び方をしよう!と決めて、ま、カッコ良く言えばインスピレーションの赴くままにやってみようと思っておりました。
最初に御影石千夏さんに着付けさせていただいたのですがアンティークの着物を解いて作られた柄が所々に入った面白い帯でしたので、この柄を生かすには?と、リボンパタパタ結びに。
可愛い柄の浴衣ですから子供っぽくならないようにあえて衿も多めに思い切って抜いて、たれは今までしたことがないくらいに長ーく!
千夏さんは小柄な方なのでバランスは慎重に、離れたところから見て確認。
しかしこうして写真で見るとたれ先の柄が浴衣の柄に紛れてあまり目立ちませんね。紺色の部分で囲ってだらは中央に入れた方が良かったかな?
この後は慌ただしくてほとんど写真撮ってないですが、皆様に違う結び方を!って当初の目標はひとまず完了。
こちらは一息ついてからの写真。
さて、来週の猪名川花火はどんな風に結ぼうかな~。
こちらがレンタルできる浴衣の数々です。
最後のオレンジのが本麻の小千谷縮で、その前の紫のアンティークは絹紅梅。
通常は追加料金を頂くところ、この夏限り浴衣レンタル一律2000円、浴衣着付2000円で。
ヘアはごくごく簡単なものでしたら無料サービスです。
17日の猪名川花火は残り15時の枠のみ。
24日の池田がんがら火祭りもおススメのイベントですよ!私も毎年必ず見物しています。
又30,31日は阪神百貨店のはこには100人着物もありますよね!
他にも折角の夏、浴衣でお出かけの機会作ってみませんか?
予約制となっております。お問い合わせ下見,歓迎です。